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■報告
第8期蕪村顕彰大学講座の「表彰式」
NPO法人近畿フォーラム21主催
蕪村顕彰俳句大学
         
 第8期蕪村顕彰大学講座「表彰式」が、3月23日(日)午前10時から、大阪市毛馬町の市立淀川小学校で、大阪府、大阪市、独立行政法人国際交流基金、公益財団法人関西・大阪21世紀協会、学校法人追手門学院、(社)日本書芸院・大阪文化団体連合会・大阪俳人クラブの後援を得て開催しました。

 この日は小学校での「出直し市長選挙」投票所と、式典会場が重なったため、「表彰式」の会場は各期の「表彰式」の時より狭く100人定員に設けられましたが、それでも80余人が参加されました。

 式典は午前10時から、受賞者、ご来賓、講師、受講者、俳句愛好者らが参加して始まりました。

 まず、開催の辞のあと、蕪村顕彰俳句大学の学長挨拶(代読)につづいて、蕪村生誕300年記念行事委員長で、大阪市立大学大学院研究科の村田正博教授による恒例の「蕪村講演」・蕪村のことばー「大(おほ)なる璧(たま)」で、蕪村の人柄の良さを述べられ、参加者の皆様が楽しく謹聴していました。

 このあと、蕪村顕彰俳句大学の選考委員長で、大阪芸術大学学芸部の三村純也教授が行う式典最大焦点の「受賞句発表と選評」が行われました。受賞者の入賞句に、出来栄えの評価と句発想の奇抜さについて正に専門的な選評がなされ、参加者は熱心に傾聴しました。

 続いて、朝妻力・山尾玉藻・大橋晄の3講座担当講師による「講師推薦賞の発表と選評」が行われた後、「受賞句の発表」に基づく、本番の「授与式」に移りました。

★「一般の部」、「児童生徒の部」、「国際俳句蕪村賞」の「3部の受賞者受賞」は下記の通りで、それぞれ「賞状」が授与されました。


<各賞の受賞と賞状の授与>


◆「一般の部」 入賞句

大阪府知事賞 寒夕焼ぶつけて繋ぐ連結器 西田  洋 
大阪市長賞  能面の裏の凹凸冬に入る 西村しげ子
関西・大阪21協会
理事長賞
初霜や越後の酒を提げ来たる 松井 倫子
学長賞 海神の鳥居近くに海苔を干す 渡辺 政子

◆「児童・生徒の部」 入賞句  

大阪府知事賞 白いいきみんなではけば雲になる 多田朱里
鷺洲小学校二年 
教育委員会委員長賞  雪降る日あの約束を思いだす 平井良樹
南高等学校一年


◆「国際俳句蕪村賞」入賞句―(賞状は、下記の佳作賞と共に海外に郵送されます。)     

大阪府知事賞  海辺から吹く北風に目を閉じる ジェシカ ロレンコ
ドイツ
大阪市長賞 枯蔦や落書き残る煉瓦塀 劉 奕辰
台湾
国際交流基金理事長賞 おはようと話す友達白い息 オラーヴィクトーリア
ハンガリー
学長賞 捨て猫の伸びては縮む冬麗 花城可裕
台湾

★続いて、「佳作賞」が発表され、賞状が授与されました。

◆「佳作賞」(一般の部)

小春日や姉となる児と産院へ 荻坂真稚子
おもてうらありて俎始かな 東  和子
斜面駆け上る木通をみつけし子 郡  明雄
大淀の光を纏ひ揚雲雀 金谷 節子
待春のひかりに流れ峡の水   日下部房子
あどけなき賀客に歳を問はれけり  奥田 順子
膝元へ炭はぜし音初点前 増田 忠勝
枯蘆の隙美しき水流れ  安部 和子
男手の揃ひたる今日大根引く 羽渕 富子
川風や光散らして蜻蛉群る  福長 まり
連山を繋ぐ鉄塔天高し  吉田 悦子
また母の話に戻る炬燵かな  吉田万喜子
鷽替へて互ひに逸らす視線かな  竹森 静雄
遠まはりせしたれかれに草じらみ 蘭定かず子
ひと駅を父につきゆく札納 小林 成子
木枯や玻璃くもらせて夕支度 宇利 和代
短日やマネキンの服脱がせ買ふ 山田美恵子
早梅や光れる海を見はるかし 荻坂真稚子
長堤の空に貼りつくいかのぼり  中川 晴美
料峭や足の欠けたる女神像  角野 京子

◆「佳作賞」児童生徒の部)

こままわし何度やってもまわらない 佐々木悠希 鷺洲小学校一年
ほどうきょうぼくの口から白いいき 園田桂之介 鷺洲小学校一年
雪だるまとんがりぼうしにあってる 小河海翔 鷺洲小学校二年
ころがして大きくなった雪だるま 藤原秋乃 鷺洲小学校二年
なわとびではやぶさできた三学期 有馬佑月 鯰江東小学校三年
ストーブの前に集まる顔と顔  小島知樹 鷺洲小小学校三年
かきごおり頭がきんといたいけど 梅原らん 鶴見南小学校三年
バレンタイン好きな数だけチョコわたす  樗n愛梨 鷺洲小学校四年
つららからドレミファソラシ音がなる 清水茉絢 鷺洲小学校四年
弟といっしょに闘う雪合戦 西本全輝 鷺洲小学校四年
息白し空のかなたへ消えていく 服部健翔 鷺洲小学校四年
おもちつき重たいきねをどっこいしょ 東 俊介 豊仁小学校五年
かき氷みつをかけると色の山 土坂英玲奈 豊仁小学校五年
木の下で読書楽しむ秋日より 松下光瑠子 鷺洲小学校五年
コンビニのおでんを食べてあったまる 掛川颯太 鷺洲小学校六年
春の風吹かれて僕は歩んでく 田中 佑 南高等学校一年
春の夜のしたたる雨に目を閉じる 大井田日和 南高等学校一年
君を待つ手袋はずし背を向けて 阪口夏菜 咲くやこの花高等学校二年
ため息が一層息を白くする 山辺美祈 咲くやこの花高等学校二年
白い息追い抜き走るグラウンド 村上萌 咲くやこの花高等学校二年

◆「佳作賞」(国際俳句蕪村賞)   

山里のとっぷり暮れて秋の蝉 韓穎慶  台湾 
秋長けて辻芸人のバイオリン  鄭芝宣 台湾 

★「講師推薦賞」

・朝妻力講師推薦

行く秋の雨にけぶれる商都の灯  藤田 壽穂
花ひひらぎ幸福といふ小さき駅 東 久志夫
初春や誰彼に似て稚眠る 上西美枝子

・大橋晄講師推薦

また母の話に戻る炬燵かな  吉田万喜子
能楽師の一瞥もせぬ淑気かな  西村しげ子
ベストセラー斜め読みする年の暮  安田 富子

・山尾玉藻講師推薦

遠まはりせしたれかれに草じらみ  蘭定かず子
身に入むや子規の日記の柿の数 河ア 尚子
梅が香や西へうつりしオリオン座 大山 文子


 上記の3講師よる「講師推薦賞」の受賞者には、講師から声をかけられて座席から立ち上がって頂き、会場から受賞者に祝辞の拍手が送られました。賞状は4月の9期「句会講座」でお渡しさせて頂きます。

 以上のように「賞状授与式」が終り、会場は感動の雰囲気で満たされました。「一般の部の受賞者」は勿論、特に「児童生徒の部」の2人の受賞者と、同伴されたご担当の教諭・ご家族の喜びの姿が印象的でした。
 
 これで第8期「蕪村顕彰俳句大学表彰式」が、無事終了致しました。改めて、各賞を授与して頂いた各後援団体にお礼を申し上げますと共に、ご参加頂いたご来賓各位のほか、参加者の皆様に深謝いたします。

★式典のあと近郊の「蕪村公園」で「優秀句プレート碑除幕式」を開催しました。大川沿いにある「蕪村公園」の北西側に、当蕪村顕彰俳句大学の表彰式で受賞された方の名前を刻字した「記念プレート碑」を設立した場所を設けており、今期で「8基の優秀句プレート碑」が並びました。

 「優秀句プレート碑」が除幕されますと、受賞者やご家族、講師、関係者等が集まり、集合の記念撮影が行われ、表彰式と同様、大いに盛り上がりました。 除幕式ご参加の皆様に心から礼を申し上げます。
 どうか「蕪村公園」にまだお出でになっていない方は、「蕪村公園」をお訪ねして頂き、「優秀句プレート碑」をご高覧頂きます様、お願い申し上げます。

★末尾になりましたが、この4月からは、兜カ學の森と共催し、9月の表彰式に向けて全国から俳句を募集して表彰する「全国蕪村俳句大会」を開催致します。兜カ學の森発刊の月刊誌「俳句界」に、全国からの詳しい応募ご案内が掲載されますので、どうかご高覧頂き、ご応募して頂き受賞されますよう、心からお願い致します。

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